権利擁護と成年後見制度

テスト問題

2014/4

問題用紙1枚、答案用紙1枚。
第1問…○☓問題13題、5択問題2題。
第2問…記述問題「任意後見契約の3類型」もしくは「任意後見制度の概要と長所と短所」
裏面記入可

第1問の○☓問題出題実績

・社会権はいかなるときも国が保障する義務があるか
・生活扶養義務と生活保持義務の違い
・後見監督とは、後見人の職務が適切に行われているかを家庭裁判所が定期的に確認すること
・婚姻関係にない者の子どもであっても、実子であれば嫡出子であるかどうか
・プライバシーを知ることは基本的人権の権利である。
・社会権は、人間らしい生活を維持するためにいろいろな施策を請求する権利であるが、いかなるときも国家が保障する義務がある。
・胎児は相続に関して既に生まれたものとみなす。
・行政不服申立ては、原則的に文書によるものであるが、代理人による申し立てができる。
・被後見人は選挙権を得た。
・任意後見制度は高齢者しか使えない。
・婚氏続称は6ヶ月か?
・婚姻関係に無い男女の子供は?
・離婚後の面接交渉について
・養子縁組の成立→未成年の子を養子にする場合には?
・成年後見制度と扶養の関係
・日常生活自立支援事業の利用の対象者は?(入院中の人は利用可か?)など


 5択問題は、任意後見や法定後見を利用している家族の事例問題でした。
  母親が被後見人、子どもが後見人。
  ・被後見人の状態が良くなった場合、悪くなった場合の変更手続き
  ・後見人による虐待を受けた場合
        など

2014/9
任意後見制度の記述問題が「任意後見制度の三類型について簡潔に説明しなさい」に微妙に変わってました。

2015/2
過去問とおりです。〇×と事例を読んで適切な答えを選ぶ問題が2題と、記述は任意後見契約の3類型の説明でした。 〇×は国家試験問題をみておくと良いとおもいます。

2017/5/21
三類型は、法定後見の三類のでした。
事例は正解を選ぶ問題が2問。
相続時の嫡出子と認知済非嫡出子の分配金額が一問と、
後見人となった子やその兄弟姉妹ができること。
(事務手続き以外にトイレ介助が可能かなど)
◯×問題は上記の内容と同じものがほとんどですが、ないものもありました。
追加で、
・生存権は基本的人権である。

2019/5/12
○✕問題内容は随分違う変わっています。嫡出非嫡出の問題は相変わらず数問出ています。
記述は、任意後見人制度のメリットデメリットでした。

2023/夏
○✕問題追加:
・教育を受ける権利は、基本的人権の一種である。
・任意後見制度の内容は、当事者が決めたことを、公証人により作成された公正証書にしておく必要がある。
・後見監督人の職務の一つに、急迫の事情がある場合、成年被後見人のために必要な処分をしなければならないというのがある。
・胎児は、加害者に対して、損賠賠償請求権を有しており、その際、既に生まれたものとみなす。
論述問題は下記事例について600字以上で記述:
Aさんは、幼少の頃から親離れができず(特に母親)、専門学校卒業後も就職もせずに実家にいた。趣味の旅行のためお金が必要になるとアルバイトをしてそれ以外の生活費は、両親に頼っていた。この状況の中で、縁があって結婚して子供も生まれたが、その後も夫(サラーリーマン)が出勤すると実家に帰ってきて、母親に子供(孫)の面倒を見てもらっていた。が、その母も亡くなり、寂しさも加わって、父(80歳)に対する経済的・精神的・身体的虐待がエスカレートしていった。あなたがSWとして、この父の権利を擁護するためには、どのような支援をするか考え述べなさい。

  • 最終更新:2023-07-16 10:09:25

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